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――スタリオン4WD
1980年代に入りターボチャージャー装着が日本でも販売されるようになり、
日本国内のモータリゼーションはハイパワー化の道をたどり、その中で、三菱が1982年に登場させたのがスタリオン。
その後、国内で発売し2リッターFRスポーツカーの頂点を目指して開発が進められ、最高速220キロの高性能車としてヨーロッパでデビュー。
のちに、国内初の空冷式インタークーラーターボを装備するモデル、
可変バルブ機構式3バルブエンジン+インタークーラーターボのシリウスDASH3×2エンジンを積んだ2000GSR-V、
3ナンバーサイズになるブリスターフェンダーを採用した2000GSR-VR、
そのボディに2600ccエンジンにインタークーラーターボを装着したエンジンを積む2600GSR-VRが加わった。
国内では、全日本ツーリングカー選手権や全日本ラリー選手権を舞台に、大活躍した。
そして、この頃、グループB規定で争われていたWRC(世界ラリー選手権)参戦を目標にスタリオン4WDが開発された。
最高出力360ps、最大トルク32.0kgを発生するSOHC2091ccインタークーラーターボ付きエンジンを搭載し、
ビスカスカップリング式4WDの三菱期待のラリー専用マシンだった。運動性能を高めるためにフロントのオーバーハングが切り詰められ、
丸型ヘッドランプと大型フォグランプを装着。軽量化のために変更されたFRP製のボンネットフードには、
ハイパワー化にともなう発熱を逃がすためにエアアウトレットが設けられた。
ワイドトレッド化にともない、フロント、リアともにオーバーフェンダーを装着。前後重量配分最適化のためにリアスポイラーに内蔵されたオイルクーラーなどが外観上の特徴だった。
WRCへの参戦は、さまざまな事情が重なり果たすことができなかったが、フランスのミル・ピストや中東ラリー、香港−北京ラリーなどに参戦し、上位入賞を果たした。
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