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STORY
INTRODUCTION
STORY
PRODUCTION NOTES
スタリオンとラリー
――男が胸に抱く情熱と挑戦の炎、
それは何歳になっても諦めることができない。
――謎の男、出現!
 夜の箱根レインボーライン。夜毎、何台ものマシンがタイムアタックを競う。
それは、誰よりも自分が早いことを証明したい者たちの情熱の証し。だがそこに、いとも簡単に最速タイムを塗り替える1台の車が現れた。それは現在、生産されていない幻のグループBラリーマシン、三菱スタリオン4WD。走り屋たちはその謎の車を操る男を、かつての映画『キャノンボール』の主人公になぞらえ“ジャッキー”と呼んだ。一体ジャッキーとは何者なのか? 

――ダイブツの過去と現在
 倒産寸前の西山モータースで働く通称・ダイブツと呼ばれる男。若い頃には抜群のドライビング・テクニックでラリー・レースに出場していたが、約20年前にWRC出場を賭けたレース中のアクシデントによりリタイアした苦い過去を持つ。現在は家族との生活を守るため地味な毎日を過ごしている。そんなダイブツを子供たちは恥ずかしく思っているが、妻・久美子は現在の生活を支えながら、レースに思いを残しているダイブツの心情を理解していた。

――栗原とダイブツとの因縁
 一方、カリスマ自動車評論家として活躍している栗原は、ある日レインボーラインの最速タイムを塗り替えたドライバー“ジャッキー”が、かつてWRC出場を共に目指した男・ダイブツであることを偶然に知る。栗原はその車・スタリオン4WDに消せない記憶を蘇らせレインボーラインへ向かう。
 果たして栗原とダイブツとの間にはどんな因縁があるのか?

――レインボーラインに集結する男たち
 ダイブツや栗原、走り屋のカブキ、ギラ子たちの他、車チェーン店・東海ブンブクの社長も夢を諦めきれず、32GT-Rでタイムアタックに参戦、最速タイムを叩き出す。だがそれは孤独な走りでもあった。

――家族からのエール
 妻・久美子に、自分がレインボーラインを走るジャッキーだと知られたダイブツ。だが久美子は責めるどころか「あなたの夢は家族みんなの夢!」とダイブツのレースへの思いを再燃させるかのように後押しする。ダイブツの心は再びあの日のようにマシンをスタート・ラインに向かわせる。

――そして、伝説が再び走り出す!
 ダイブツと栗原との過去の因縁。それはレース中にダイブツがコースアウトしたことで絶たれた夢。20年以上前の思いにケリをつけるため、栗原は車評論家を辞め、一人の男としてレインボーラインに向かう。二人は一度は諦めた夢を探し求めるように導かれ、ついに運命のバトルが始まる!
© 2007東本昌平(小学館ビッグコミックス)/SS製作委員会