ピンチヒッターです。
みなさん、こんばんは。
映画「SSエスエス」の企画と製作を担当した、エクゼクティブプロデューサーの吉岡です。
ブログがなかなか更新できない多忙な神子プロデューサーに変わって、ピンチヒッターとして私がエントリーしました。
さて今回は、なぜ私たちがこの「SS」を映画化するに至ったかを、ちょっとお話しましょう。
2000年~2003年にかけてビッグコミックスペリオールに連載された東本昌平氏の「SS」。
応援メッセージにもあるように、かなりコアなファンがいて、コミックスも100万部を超えています。
当時、私も愛読していたのですが、単純なラリー漫画走り屋漫画だったらきっと次号を待ちわびていなかったと思います。
でも、そこに描かれていたのは細部に渡るラリーの話や車の挙動もさることながら、中年男の悲哀、友情、家族愛、夢と東本氏の心憎いまでの演出に心酔してしまったのです。
そして、連載終了後に「映画にしたいなー!!」と思いつつ時が過ぎていき、ある日神子プロデューサーとの会話の中から再び具体的に映画化について話が進んでいったのです。
今回集まっていただいた主要なスタッフは私と旧知の間柄の人ばっかりで、「人間出合いは大切だなー」というのをつくづく痛感させられました。
ご賛同いただいたプロデューサーの諸氏達、小林監督、小学館のM井さん、キャスティングP、カースタントの大井さんたち、配給のリベロさんのみなさんそしてスタッフの方達とみな一度は私と仕事をした人たちです…。

(撮影現場で監督とモニターを見る私。手前が私です。)
話はそれましたが、映画「SSエスエス」でこだわったのが、ただのカーアクション映画ではないということです。
ですから「イニ○○ ○」や「ワイルド○○」のようにカーアクションといえばCG(コンピューターグラフィックス)というような安易な発想は止めようということを監督達と決めました。
そしてドラマとしての部分をしっかりと見せ、中年男の悲哀、友情、家族、夢。
さらに、カーアクションとある意味邦画には今までにないかっこいいクルマ映画を作ろうということで出発したのです。
ですからシリアスなドラマ部分、そして公道では実際に登場車種をそのまま限界域まで走らせています。
現在最終的な編集段階にはいっているのですが、その発想はある程度達成されたと思っています。
どんなことでも、夢を夢で終わらせない、もう一度立ち上がろうという気持ちをこの映画を見て感じとっていただければ幸いです。
もちろんカーアクションとしてボーッと単純にご覧になっていただいてもOKですが、なにかが心に残ってくれればと思っています。
もうしばらくすれば、さらに全貌が明らかになっていくと思います。
それまでもうしばしお待ち下さいね。



